イシダイは簡単には釣れない だからこそ釣り人も熱くなる
イシダイ野郎とも呼ばれる石物師達は、脇目もふらずにイシダイを追い求めます。
しかしこの魚は数年間磯に通っても、一度も釣れない事もある魚です。
極めて釣るのが難しい事は覚悟しておいてください。
・竿と仕掛け
ハリがかかったイシダイは根に逃げようとします。
そこで、根に行かせる前に強引に相手を浮かせる必要があります。
ですから強い調子のイシダイ専用の竿が必要です。リールも力のある両軸リールを準備します。
仕掛けは根がかりに対応できるように捨ておもり式が一般的です。
ハリスと糸先は根ずれして切れる事がないようにワイヤーを使用します。
とにかく全体的にごつめの仕掛けになります。
エサはサザエやトブコシ、イセエビ、ウニなど。
なかなか高級なエサです。1回釣りに行くのにかなりの費用がかかります。
・入門者はベテランと一緒に行こう
イシダイを釣りたいなら、まず釣り場の海底の状況を熟知している事が大事です。
さらに仕掛けのつくりから磯での竿のセットの方法、アワセ、やり取りまで熟練している人でないと難しいです。
なのでベテランに同行して教えてもらう方が早いです。
3㎏を超すイシダイの場合は引きも強烈です。
竿を立てる事さえできない可能性があります。
イシダイは釣るのが難しくお金もかなりかかる釣りになります。
釣れなくてもしょうがないくらいかに考えて、むしろロマンを釣りに行くつもりでいましょう。